ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
3月も後半に入り、気候も春めいてまいりましたね。そろそろ桜の開花が気になる時期となりました。
4月2日(日)に、こあではイベント、桜まつりを企画しております! 去年は抜群のタイミングで桜が開花しましたが、今年も同じように見事な桜を、皆さまにイベントでご覧いただけるように祈るばかりです。
さて、本日のこあのブログは、3月10日(金)に行いました、みそづくり体験「我が家の手前味噌を作ろう!」のご報告をしたいと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
毎年大人気のこの講座ですが、今回は好評につき定員を増やし、店外のテントの下で班に分かれ、作業していただきました。
講師は太田原自然の家、松原ますみさん。さすがの語り口で、実践を交えつつ、参加者のみなさんに作業工程を説明していきました。
材料は、塩・麹・煮た大豆。まずは麹と塩を混ぜ、大豆をつぶします。それらをボールのなかで混ぜ合わせ、まとめたあと、空気を抜いて保存容器に詰める、という作業工程です。
天然塩の百姓の塩、須々万加工場の麹、鹿野産の大豆など、地元の良質な食材を使用し、手作りする味噌は、味が違う!と評判です。みなさん、おしゃべりを楽しみながら、作業を進められていました。
その後は、講師の松原さんとスタッフが朝早くから仕込んだ煮大豆を、同様に分けていきます。
釜で5時間似た大豆は、とてもやわらかで、そのまま食べても美味しいです。
計量し、ボールに取り分けていきます。大豆を煮た汁は、味噌を混ぜ合わせる際に用います。無駄になることがありません。
そしてここから力作業です。煮た大豆をつぶしていきます。
柔らかいとはいえ、なかなかの重労働。マッシャーを使い、みなさん、精一杯作業されていました。つぶし方はある程度好みでいいのですが、なるべく細かくつぶす方が、よく発酵し、料理の時に使う際にも、濾す手間が省けて便利なのだとか。
そして、麹と塩の入ったボールに、つぶした大豆を移します。
そしてまんべんなく全体を混ぜ合わせます。最初は固いですが、大豆の煮汁を使い、だんだんと滑らかに仕上げていきます。
固さは好みで多少の融通がききますが、材料の偏りが一番よくないとのこと。どうしてもボールの隅の方は混ぜにくくなるため、みなさん注意深く混ぜておられましたよ。
マッシャーで大豆をつぶすのから始まり、まんべんなく味噌を混ぜるのは、やはり骨が折れるようです。「腕が疲れた~」「けっこう大変よね」といった声もチラホラ。
混ぜてボール状にまとめた味噌は、保存容器へ。
両手でポンポンと味噌をたたき、空気を抜いてから、
ビニール袋をかけたタッパーに、中央がなだらかな丘陵になるように味噌を詰めていきます。
こちらは、毎年参加くださるお客様の仕上がり。さすがです!
最後まで詰め終わったら、鹿野の和紙を味噌の上に乗せ、袋を閉じて容器のふたを閉じます。
熟成状態が気になって開けて様子を見たくなりますが、ぐっと我慢。できれば、梅雨が過ぎるまで冷暗所で保存してください、とのことでした。
作業を終えられたら、みなさん片づけにご協力いただきました。一緒に作業されてすっかり打ち解けられたようで、抜群のチームワークで片づけです。
流しが狭く、少々大変だったようですが、きれいに片づけていただきました。
その後、アンケートに記入していただきながら、去年こあで仕込んだ手作り味噌を使った味噌汁を味見していただきました。やはり手作り味噌は味が違うようで、おかわりをされた参加者の方もおられました。
最後に講師からご挨拶のあと、記念撮影を行いました。
お疲れさまでした!
完成した味噌にお目見えするのは少々先になりますが、ぜひお楽しみにお待ちくださいね!!